3.ワインの産地 |
ワインの醸造に適したブドウを育てるための気温は年間の平均で10℃〜15℃と言われていますが、温度の他に土壌や日照時間、さらに雨量などの様々な条件に恵まれた地域がワインのためのブドウの産地で同時に良質なワインの産地でもあります。
フランス、イタリア、ドイツなどの比較的涼しい産地のブドウからはさっぱりとした酸味が特徴のワインが、アメリカのカリフォルニア、チリ、アルゼンチン、オーストラリアなど温暖な地域はブドウが良く熟すので酸味が柔らかでフルーティーで果実味のあるワインが作られています。 |
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3-1.フランス |
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ワインの生産量、輸出量、消費量全てが世界のトップクラスのワイン王国です。
恵まれた気候と土壌に恵まれてフランス全土で様々なワインが作られ、フランスワインの高級品は世界のワインの規範とされている。 |
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1.ボルドー |
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しっかりとした太い味でフランスを代表する世界的なワインの産地。 |
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2.ブルゴーニュ |
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ピノ・ノワールの赤ワインとシャルドネの名前で評価されているボルドーに並ぶフランスの産地。 |
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3.コート・デュ・ローヌ |
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スパイシーなワインが多くつくられている産地 |
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4.シャンパーニュ |
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シャンパンで有名なスパークリングワインの産地 |
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3-2.ドイツ |
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ブドウの栽培の北限とされていて、ワインの産地は国の南部が中心。ライン川やモーゼル川の地域で主に白ワインが生産されている。モーゼル地方のリースリングが代表的なブドウ品種。 |
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3-3.イタリア |
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ワインの生産量と輸出量がフランスと並び世界トップクラス。温暖な気候で国土の全域で様々なワインが作られている。トスカーナ地方のワインは日本でも人気。 |
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3-4.アメリカ |
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アメリカで生産されるワインのほとんどをカリフォルニア州で生産。その土地はヨーロッパの産地とよく似た気候と土壌を持ちシャルドネ、カベルネ・ソービニヨン、ピノ・ノワールなどのブドウが栽培され多くの高級ワインも生産されている。カリフォルニアワインは近年日本でも人気。 |
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3-5.チリ |
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南米を代表するワインの産地。日本にも輸出され、お手頃価格で美味しいワインと評価が高い。優しいアルゼンチンのワインに対し、しっかりとした味わいを持つものが多い。 |
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3-6.オーストラリア |
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シラーズ種からのワインと安定した品質で評価されている。 |
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3-7.日本 |
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明治時代よりワインの生産がはじまりましたが、需要が高まってきたのはつい最近のこと。山梨県がブドウとワイン生産の中心で、他の国をは異なるデラウェア、ナイヤガラ、甲州、巨峰などのブドウでもワインが作られている。 |