金属食器(カトラリー)の素材

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刃をつけるナイフのような金属食器(カトラリー)を除き、一般的な金属食器はステンレスです。それは銀食器のように黒く変色する心配もありませんし、非常に硬い素材で扱いやすいからです。
でも、ちょっと待ってください、今、お使いになっているスプーンやフォークの裏側に何て記されていますか?
『18-8stainless』それとも『18-10stainless』 もしかしたら『stainless steel』? それとも何も記していない?
ステンレスとはニッケルとクロームの合金だってご存知でしょうか?
このニッケルとクロームに比率によってステンレスの良否が決まります。
簡単に言ってしまうと『stainless steel』としか記していないステンレスのほとんどは、ちょっと金属を知っている人たちに『13クローム』と言われているステンレスです。
思い出してください、スプーンを口に入れた時に金臭い感じしたことありませんか?
これが『13クローム』です。
この感じって多くの人が嫌がる金属ではないでしょうか?
『18-8stainless』それとも『18-10stainless』 贅沢して『18-12stainless』にはこの金臭さがありません。もちろん『銀器』にも。
私のお勧めは『18-8stainless』か『18-10stainless』ですね。どのメーカーにも『18-12stainless』の金属食器の種類は多くないし・・・
で、注意しなければならないこと、『18-8stainless』と刻印されていても実は『18-8stainless』でない金属食器が多いこと。簡単な見分け方があります。
『13クローム』は磁石にくっつくんです。で、他のステンレスは磁石に反応しない。
これで、金臭い金属食器を選ぶ心配ありませんね(^^)
ノリタケのナイフの刃先には、通常、登山やキャンプ用のナイフ等に利用されるH-1鋼を使用しています。
これは世界でもノリタケのみが一般の金属食器のナイフに使用しているもので、H-1鋼の使用により切れ味の良い刃物が出来上がります。
一般的にメーカーの加工技術の優劣の差により、製品により刃先と柄の接続部分から錆が発生することがありますが、ノリタケのナイフにはそのような心配はありません。
また、このようにナイフの刃の部分にはステンレスを使用せずにH-1鋼を使用しているため、ナイフの柄(ハンドル)は磁石に反応しないのですが、『刃』は磁石に強く反応します。それによって『切れ味』の良いナイフが出来上がっています。
ノリタケ カトラリー 通販

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